プラスチック金型 製作プロセス
製作工程 (稲垣金型製作所 プラスチック金型)
製品検討
お客様より頂いた図面、データを基に「金型の成形性」、「製品の不具合」を社内検討し、お客様に提案します。
金型設計
お客様より頂いた製品データ・図面・仕様書に基づき、金型構造設計、加工用金型モデルの作成、NC・ワイヤー加工プログラムの作成を行います。
横型MCによる加工
モールドベースの外装加工を中心に100本のツールチェンジを使用し自動運転で効率よく加工を行います。
ガンドリル(深穴専用ドリル)を使用して冷却穴などの深穴加工、2.5軸を使い斜め加工(斜めスライドなど)も行います。
製品部のMC加工
設計(3Dモデリング)されたデータを3DCAM(NCデータ作成)でNCデータ化(数値化)されたデータを、3万回転の高速加工機にてATC(自動ツールチェンジ)を使用し、高スピードと高精度を目指します。
完全自動化で高スピードと高精度加工を行います。
放電加工
カーボンや銅電極を製作し、切削では出来ない部分の加工を行います。
仕上げ・組み付け
金型の最終段階の仕上げ工程。
スライド部の摺動性・PL合わせ面などを熟練工の手仕上げにより、最高品質に仕上げます。
最高の品質はここで決まるので、細心の注意を払っています。
試作確認
社員が一丸と成って作り上げた金型から出来る製品を最終チェック。
「良い製品を作るには、良い金型を作る」を概念に最終確認TRYを行います。